2010年6月3日木曜日

ローンと返済方法

ローンの返済方法は元利均等返済方式と元金均等返済方式の2つあります。

元金と利息が常に一定額になるように調整しながら返済するものが元利均等返済方式です。

この方法のいいところは、一律な金額を返済するので返済の見通しが立てやすいことです。

ただし、この方式での返済では、序盤のうちは元金部分が少なくなるため、元金があまり減らないというデメリットがあります。

元金を何回で返すかをまず考え、そこに現時点での利息を加えて返済を行うというやり方が元金均等返済方式で、月によって返済金額が変わります。

元金均等の支払方法だと、元金が確実に減っていくし毎月の元金を差し引いた金額に対する利息になります。

この計算方法は毎月の返済が最初のうちは高く、後になるほど楽になります。

また、初期の返済金額は高額になりますが、完済までの返済総額は安くなります。

二つの返済方法とも、利点と不利な点の二つがあります。

元利均等返済方式なら毎月同じ金額を支払い続けていればいいので、返済総額は元金均等返済方式より高くなっても、返済の計画は立てやすいといえます。

元金均等返済方式は、序盤のうちは返済金額が高くなりますので、返済計画が立てづらいと感じるかもしれません。

元金返済が順調にいけば利息残高もどんどん少なくなり、返済負担も最後の方は減るので終わりの方は楽になるでしょう。

0 件のコメント: